人間ドックとは
人間ドック
人間ドックの「ドック」は、船の建造、点検、修理作業などのための設備「dock」に由来するといわれています。日本における人間ドックは、1954年7月12日、国立東京第一病院(現在の国立国際医療研究センター)で「短期入院精密身体検査」として始まりました。
人間ドックの目的
人間ドックは、がんや高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病などの予防と早期発見・早期治療を目的としています。多くのがんは進行がん、末期がんになるまで自覚症状はありません。生活習慣病と呼ばれる病気も、自覚症状がないことが多く、気づかないうちに病気が進行することがあります。そこで、普段気づきにくい疾患を早期に発見するため、様々な角度からできるだけ詳細に体の状態を把握するのが人間ドックです。
健康診断で異常がなかった人も人間ドックで隠れた異常が見つかることがあります。ぜひ、定期的に人間ドックをお受けいただくことをおすすめいたします。
健康診断との違い
「健康診断」との大きな違いは、検査項目が多いことです。健康診断では、オプション検査がない場合や、自身が希望する検査項目がない場合もあります。一方で、人間ドックの検査は、それより多く50~100項目あり、「健康診断」で行われる項目以外に、胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査、CT検査、超音波検査、血液検査(腫瘍マーカー)などの検査があります。さらに、希望される場合は、より詳細で細分化されたオプション検査を追加できます。
より多くの検査を受けることで、健康診断だけではわからない病気を早期発見することが可能です。早期発見によって、治癒することも期待できます。また、何よりもご自身が気になる箇所をより細かく診ることができるため、健康に対する意識も高まるのではないでしょうか。
人間ドックの意義
ご自身の健康管理のために毎年継続的に受診することをおすすめします。
検査結果の比較ができて、疾病の早期発見、早期治療につながるだけでなく、健康の維持・増進にも効果的です。
人間ドックコースのご案内
受診される方のご希望に合ったコースを用意しております。
検査項目
人間ドック
初めての⽅におすすめする、⼀般的な⼈間ドックです。
検査内容 | |
胸部検査 | X線 |
胃部検査 | X線バリウム |
Eコースの胃と胸部のX線検査を、胃は内視鏡に、胸部はCTに変更したSコース。
検査内容 | |
胸部検査 | CT、喀痰細胞診 |
胃部検査 | 内視鏡 |
内臓脂肪検査 | CT |
がんドック
検査内容 | |
男性の場合 | 前立腺がん腫瘍マーカー(PSA) |
女性の場合 | 甲状腺(TSH)・血清Ca |
女性総合ドック
人間ドックの検査に加えて、女性特有のがんの検査を実施します。
検査内容 | |
乳がん | 乳房超音波とマンモグラフィー |
子宮がん・ 卵巣がん |
内診・細胞診・経膣超音波 |
甲状腺がん | TSH・超音波 |
Information インフォメーション
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